読書メモ
最近読んだ本の感想をまとめて。
立花式読書論、読書術、書斎術 ぼくはこんな本を読んできた (文春文庫)
- 作者: 立花隆
- 出版社/メーカー: 文藝春秋
- 発売日: 1999/03/10
- メディア: 文庫
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立花隆の再発見。過去に利根川進との対談インタビュー「精神と物質」(1993 文春文庫)は読みましたが、その時は利根川進の関係。立花隆はその幅の広さゆえ何となく胡散臭いルポラーターのような印象があり食わず嫌いで敬遠していた。しかし今回その超人的な読書と執筆生活には感銘。今後の読書予定リスト入り。
- 作者: 梅田望夫
- 出版社/メーカー: 筑摩書房
- 発売日: 2006/02/07
- メディア: 新書
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このところGoogleのことを考える機会が多かったので、頭の整理になった。これからの10年間の変化は、インターネットが世の中に出てきた過去10年間の変化よりもはるかに広く深いものになることは間違いない。その勝負にしのぎをけずる状況を肌で感じている企業が日本にないことにとても危機感を覚える。このままではまたアメリカの一人勝ちか?
- 作者: 横田好太郎
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 2006/02
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数年前から元カネボウの方々がスピンオフした会社を手伝っているので、カネボウの企業文化には興味を持っていた。本書でその一端を垣間見た気はするが、全体には掘り下げ不足で消化不良。
- 作者: 野上彌生子
- 出版社/メーカー: 岩波書店
- 発売日: 1970/01
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野上弥生子の初期の作品。
ソフトウェア開発 で伸びる人、伸びない人 (技評SE新書002)
- 作者: 荒井玲子
- 出版社/メーカー: 技術評論社
- 発売日: 2006/01/19
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言われるとあたりまえのことだが、実際にはなかなか適した人材は見つからない。
- 作者: 司馬遼太郎
- 出版社/メーカー: 中央公論社
- 発売日: 1995/02/18
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- 作者: 司馬遼太郎
- 出版社/メーカー: 中央公論社
- 発売日: 1995/02/18
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「坂の上の雲」から現代につながる世界。秋山兄弟や正岡子規のような時代の英雄ではなく、その後を引き継いだむしろ今となっては名前の残らない人々を人間として丁寧に描いた作品。正岡忠三郎・西岡隆二(ぬやまひろし)・富永太郎・加藤拓川・陸羯南等々。その先に広がる世界があり楽しみ。
- 作者: 藤原正彦
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 2005/11/20
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従来の日本のシステムがそのまま今の世界的競争社会で通用する訳がないことは確かだが、米国のシステムをそのまま持ってきてもうまくいかないのは自明。国家的に大局を判断できるエリート層不在のままで、日本は国家としての地位をこのまま維持できるのか疑問。
- 作者: 平野啓一郎
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 2002/01
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- 作者: 平野啓一郎
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 2002/08
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- 作者: 平野啓一郎
- 出版社/メーカー: 文藝春秋
- 発売日: 2004/06/29
- メディア: 単行本
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昔から気になっていた平野啓一郎をすこしまとめて読んだ。次は長編。
- 作者: 読売新聞社会部
- 出版社/メーカー: 中央公論新社
- 発売日: 2006/01
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大学病院という白い巨塔での医療事故を克明に取材できた取材班の執念には感銘。ただし、医療事故を引き起こす土壌を変えるには医療提供者側の努力はもちろんとして、医療に対する社会全体のコンセンサスの変革も必要ではないか?
- 作者: 養老孟司
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 2006/01/14
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自分がバカの壁に陥っていないか?というセルフチェック的頭の整理には最適。
- 作者: 小川洋子
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 2005/11/26
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数学は美しくなければ数学でない。その美しさは愛にも共通。
- 作者: 牧野洋
- 出版社/メーカー: 日本経済新聞社
- 発売日: 2005/04/29
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バフェットの投資をもう少しまじめに調べてみよう。
脳はここまで解明された―内なる宇宙の神秘に挑む (ウェッジ選書)
- 作者: 合原一幸
- 出版社/メーカー: ウェッジ
- 発売日: 2004/02/01
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工学系からの脳研究。ドライとウェットはどこでレベル的に出会うのか?
- 作者: 司馬遼太郎
- 出版社/メーカー: 文藝春秋
- 発売日: 2003/10/11
- メディア: 文庫
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飛行機の中でのひまつぶしのつもりだったが、幕末の個性ある人物群像(山内容堂・島津久光・伊達宗城・鍋島閑叟)は楽しめた。
- 作者: 清水克彦,寺子屋新書
- 出版社/メーカー: 子どもの未来社
- 発売日: 2005/10/20
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長男も4月から5年生。30年前の田舎育ちの常識は既に非常識のようで、私立中学を受験をさせるべきかどうか迷っている。先日、昭和43年と平成10年の学習指導要領の算数の比較表を作成してみた。驚いたことに約1年分のカリキュラムの差があった。つまり今の小学生は30年前の小学生の5年生分しか学校でやらない。子供の教育は仕事の関係でほぼすべて妻任せであったが、父親としてやれることが何かを考えている。
- 作者: マーシャ・エンジェル,栗原千絵子,斉尾武郎
- 出版社/メーカー: 篠原出版新社
- 発売日: 2005/11
- メディア: 単行本
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製薬企業の開発費が年々巨額に膨らんでおり、そのための合従連合がここのところ日本でも日常化してきた。その開発費の実像がR&Dではなくここまで広告・マーケティング費用であったのかというのは驚き。欧米のビッグファーマの何人かの友人に聞いたら誇張しすぎと顔をしかめるが、New England Journal of Medicineの前編集長という著者の経歴を見ると嘘八百の暴露本とも思われない。